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お気に入りの言葉


 「完成を目指して」
          オズワルド・サンダース

もし、私が夏しか知らなかったら、
  主の言われる「雪よりも白く」という意味が、
  どうしてわかっただろうか。
もし、輝きに満ちた日しかなかったら、
  美しい神の国に行き、
  「涙をぬぐい取って下さる」と
  どうして言えたであろうか。
もし、疲れることを知らなかったら、
  「その愛する者に眠りを与える」という
  御言葉を心に留めておくことができただろうか。
もし、自分の墓が無かったら、
  虚しい道ばかり追っていて、
  永遠の命を思わなかっただろう。
冬も、涙も、疲れも、墓さえも、
  私を祝福する神の道なのだ。
  私がそれを不幸と呼んだとしても、
  それはなお、私に生を示してくれ
  愛のほか何ものでもないのだ。

  「親の祈り」

神様、もっといい私にして下さい。
子どもの言うことを聴いてやる、心の疑問に親切に答えてやる、
子どもを良く理解する私にして下さい。

理由なく心を傷つけることのないように、お助け下さい。
子どもの失敗を笑ったりせず、小さな間違いには目を閉じて、
良いところを見させて下さい。
良いところを心から誉めてやる、伸ばしてやることができますように。

大人の判断や習慣で、子どもを縛ることのないように、
子どもが自分で判断し、自分で正しく行動していけるように、
導ける知恵をお与え下さい。

感情的に叱るのでなく、正しく注意してやれますように、
道理にかなった希望はできるだけかなえてやる、
彼らのためにならないことは、やめさせることができますように。

どうか意地悪な気持ちを取り去って下さい。
私が間違った時には、きちんと謝る勇気を与えて下さい。

いつも穏やかな広い心をお与え下さい。
子どもと一緒に成長させて下さい。
子どもも、私も、生かされて愛されていることを知り、
他の人々の祝福となることができますように。
アーメン。


「Smile(微笑んで)」

微笑んで、たとえ君の心が痛んでも。
微笑んで、たとえ心が引き裂かれても。
空に雲がかかっていても、
君ならきっとやっていけるよ。
恐れる事も悲しい事も乗り越え、微笑むなら、
微笑めば、きっと明日になれば、
君のために輝いてくれる太陽を見るだろう。
喜びで君の顔を輝かせて、
悲しみの跡も消してしまおう。
たとえ今すぐにも涙しそうだとしても、
そんな時にこそがんばり続けて、
微笑んで、泣いてどうなるというんだ、
人生にはまだ生きる価値があることを君はわかるはず、
もしも微笑もうと思うなら。
微笑んで。

Smile even though your heart it is aching
Smile even though it's breaking
When there are clouds in the sky
You'll get by
If you smile through your fear and sorrow
Smile and maybe tomorrow
You'll see the sun come shining through for you
Light up your face with gladness
Hide every trace of sadness
Although a tear may be ever so near
That's the time you must keep on trying
Smile, what's the use in crying
You'll find that life is still worthwhile
If you'll just smile
Smile...

  「ほほえみ」
                                  ロバート・バー

ほほえみ
それは一文も元手はかからない。
しかし、おどろくべきものを人に与える。

ほほえみ
それは人に与えても一向に減りはしない。
しかし、もらった人を限りなく豊かにする。

ほほえみ
それは人生のあらゆる問題に対して
 神の与え給うた妙薬である
しかし、このほほえみは、
 金で買うことも、人から借りることも、
 盗みとることも出来ない。

ほほえみ
それを生み出すのに
 時間は少しもかからない。
しかし、それを受けた人の記億の中には。
 永遠に残ることさえある。

ほほえみ
これがなくても生きてゆけるほど強い人は、この世にいない。
これがなくてもいいほど豊かな人もいない

ほほえみ
それは家庭の中に幸福を作り出し
職場に善意をつちかい
友情をやしなう

ほほえみ
それは 疲れ切った魂に安息を与え、
悲しい心に光をもたらす。
それはあなたの、心の奥底から湧き出して、
惜しげもなく与えられた時だけ、
値打ち出てくるものである。

ある人々は、
あなたにほほえみを与えることができないほど疲れている。
だから、その人に ほほえみをあげることの出来るのはあなたです。



   「足あと」

ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりの足あとが残されていた。
一つはわたしの足あと、もう一つは主の足あとだった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上の足あとに目を留めた。
そこには一つの足あとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。

このことがいつもわたしの心を乱していたので
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
 「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
 あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
 わたしと語り合ってくださると約束されました。
 それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
 あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
 わたしにはわかりません。」

主は、ささやかれた。
 「わたしの大切な子よ。
 わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
 ましてや、苦しみや試みの時に。
 足あとがひとつだったとき、
 わたしはあなたを背負って歩いていた。」


                        マーガレット・F・パワーズ 作
                                松代恵美 訳
                    太平洋放送協会発行 「あしあと」より


Pastor Hisashi Toh
Nakagawa Christ Church Eko3-3-5,Nakagawa-machi,Chikusigun,Fukuoka-ken,Japan.
那珂川キリスト教会 福岡県筑紫郡那珂川町恵子3−3−5 牧師:藤 寿